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寝室はスキップフロアにしない方が良い?注意点をご紹介!

スキップフロアという間取りをご存知でしょうか。
床に高低差をつけて中2階や中3階を設ける間取りを指し、そのメリットから近年では多くの住宅に取り入れられています。
しかし、その特徴ゆえに、いくつか注意しておくべき点があります。
今回はその注意点をいくつかご紹介します。

寝室でスキップフロアを取り入れる際の注意点とは?

まず第一に挙げられる注意点は、寝室には向かないと言うことです。
スキップフロアは基本的に壁で空間を仕切るよりも、高低差で空間に変化をつけます。
そのため、一般的な住宅のように、完全な個室が複数あるといった間取りにはなりません。

リビングやキッチンであれば、そういった空間の仕切り方でも問題ありませんが、寝室となると話は別です。
寝室は最もプライベートな空間で、なおかつ外の音や光が最も気になってしまう空間です。
寝室を外の空間とゆるくつながった空間にすると、他の部屋の物音や光、視線が気になり、満足な睡眠が取れなくなってしまうおそれがあります。

そのため、空間を高低差で仕切るスキップフロアを、寝室でも取り入れることはおすすめできません。
寝室でもスキップフロアを取り入れたいと考える場合は、他の空間とは完全に仕切られたプライベートな空間の中で、床に高低差をつけてスキップフロアを実現するといった方法を選ぶと良いでしょう。

スキップフロアのその他の注意点は?

スキップフロアには、他にもいくつか注意すべき点があります。
たとえば、断熱や空調の問題です。
それぞれの部屋が完全に壁で仕切られないため、住宅全体の断熱性を高めることが非常に重要です。
1つの空間が広くなるため、冷暖房の効率が悪いという難点があるため、そこに対してきちんと対策しておく必要があります。

他には、バリアフリーを実現することがかなり難しいことも問題です。
高低差のあるスキップフロアでは、通常の住宅よりも階段や段差が多くなります。
足腰の丈夫な若いうちであれば問題ありませんが、歳をとってくると家の中での移動が困難になる可能性も考えられます。
将来の状況や、家を建てるときの年齢などをしっかりと考慮して、スキップフロアを取り入れるかどうか決めましょう。

まとめ

今回は、寝室でスキップフロアを取り入れる際の注意点と、その他の注意点をご紹介しました。
スキップフロアは様々なメリットがある間取りですが、音やプライバシーの問題がある寝室では取り入れる際に注意が必要です。
玉名市、山鹿市周辺でスキップフロアを取り入れた住宅をお考えの方は、お気軽にご相談ください。